フラットコーテッドの魅力にハマってしまうその理由

スタイル、歩様

見た目の美しさはもちろんのこと、馬のような軽やかさで優雅に歩くその歩様の良さは、連れて歩くだけで
優越感に浸れます。

 

優れた賢さ

頭の良さも凄く、訓練をすればすぐに覚えてしまい、更には子犬が成犬の行動を見て覚えるなど驚かされる事ばかりです。

 

まるで人間の様な性格

当犬舎のフラットコーテッド達は飼い主の事を常に思ってくれるとても優しい性格です。
私達と同じ様に感情や表情さえも変え寄り添ってくれる姿は、まるで人間の様でもあり”最高の家族”
そして”パートナー”になってくれるのです。

 

手入れのしやすさも魅力です

仔犬の時からツヤツヤしているコートは成犬になっても変わらず、さらに美しくなっていきます。
また、皆様よく体臭やヨダレの事を気にされますが、この犬種はヨダレもなく口元はとても綺麗です。
体臭もほとんどありません。
抜け毛も少なく人間の髪のようにストンと落ちるため舞うということもなく手入れも楽です。
手をかければかけるだけ美しくなっていくのでそれを感じるのも楽しいです。

 

無駄吠え

当犬舎のフラットコーテッドは無駄吠えもほとんどしません。
飼われた方の中では吠えた声をあまり聞いたことがないという方もいるほどです。
”では番犬にならないのでは?”
そんな事はありません。
この子達は飼い主に万が一の事があれば必ず守ろうとしますし、怪しい人を見ればしっかりと吠えて
知らせます。
もちろん、彼らから攻撃したり噛み犬などには決してなりません。

 

きっとまだほんの一部ですが…
これが30年以上に渡りフラットコーテッドと一緒に生活をして感じている魅力です。

 

フラットコーテッドにおけるスタンダードとは?

 

STANDARD FLAT COATS
FLAT-COATED RETRIEVER SOCIETY OF AMERICAより発行されている資料を掲載します。

フラットコーテッドのスタンダードを正しく理解するためにも一度御覧下さい。

 

一般外貌

フラット・コーテッド レトリーバーは、知的な表情や均整のとれた外観をもち、陽気で活動的でもある多才なレトリーバーである。
フラットコーテッドは、“がさつさのない力強さと貧弱さのない活力”を示すこととして、伝統的に記述されていた。

性 質

フラットコーテッドは、本来ファミリー コンパニオン ハンティング レトリーバーである。
家族の一員としてのフラットコーテッドは、賢さや用心深さ、高い知性があり、また、陽気で愛情深く、順応性のある友でもある。
フラットコーテッドは、年老いても若々しい陽気な人生観を持ちつづける。成犬となったフラットコーテッドは、適度に警戒心があるが、気立てが良く楽天的な犬であり、基本的にすべてに対して好意的である。

サイズ

好ましい高さは、き甲部から雄犬で23インチから24.5インチ(約58センチメートル~約62センチメートル)、雌犬は22インチから23.5インチ(約56センチメートル~約60センチメートル)である。
*1インチ=2.54センチメートル

 

体型

フラットコーテッドは、ずんぐりした体格ではない。
肩の先端から太もも上部の後方の突起までの体長は、き甲部の体高に比べてわずかに長い。

 

頭部

長く均整の取れた形の良い頭部は、容易に大きなキジやカモ、野ウサギを運ぶのに十分な大きさと力強さがある。

 

ストップ

緩やかで、ストップがわずかにあり、下向きや皿のくぼみのような印象の顔つきは避けること。

 

眼と眼の間は、広い。中くらいの大きさでアーモンド型。
色はダークブラウン、あるいはヘーゼル。大きい眼や丸い眼、色が黄色は、認められない。
眼の端は、単色で引き締まっている。

 

耳は、頭部の横に比較的小さく、程よい位置にぴったりとつき、豊かな飾り毛がある。

 

鼻孔は、大きい。
黒の犬はブラック、リバーの犬はブラウン。

 

顎は長く、野ウサギやキジをくわえて運べる力強さがある。

 

噛合わせ

シザーズ バイトが好ましい。
レベル バイトでも認められる。

 

トップライン

力強く平らなこと。

 

胸部

適度に広く、肘に達する深い胸がよい。

 

ほぼまっすぐで、程よい位置にあり、おおよそかかとに届くぐらい。

 

被毛

被毛は適度に長く、濃密でツヤがある。
理想的な被毛は、まっすぐで平らある。
わずかなウエーブは許されるが、巻毛や縮れ毛、細すぎたりふわふわした被毛は、認められない。

 

単色のブラック、またはリバー。

 

ボディバランス

a.理想的なバランス(下図上側)
b.ボディが短く脚が長い(下図左下)
c.ボディが長く脚が短い(下図右下)

 

引用元:A Guide to The Flat-Coated Retriever
by The Flat-Coated Retriever Society of America, Inc., 1999